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 TOPIX先物取引とは?

(1) TOPIX先物取引とはなに?

先物取引とは、将来のあらかじめ定められた期日に、特定の商品を現時点で決めた価格で取引をするというものです。TOPIX(東証株価指数)を取引対象とした株価指数先物取引で、東京証券取引所に上場されています。

通常の株式取引を行うときには、取引時点での約定代金を渡し、株券(株主権を有すること)を受け取り終了となります。TOPIX先物取引の場合には、実際に受け取るものがあるわけでもなく、期日となる日の値段が決まっているわけでもありません。先物取引の場合には、反対売買(買ったものを売る、売ったものを買う)を行ってはじめて差金が生まれ、金銭の授受が発生することになります。

<売買損益のでかた?>

TOPIX先物取引も他の先物取引と同様で取引倍率があります。
TOPIX先物取引の倍率は10,000倍、取引単位はTOPIX指数を10,000倍にした金額となります。
ミニTOPIX先物取引の取引単位は、TOPIX指数を1,000倍にした金額で、TOPIX先物の10分の1の取引単位となります。

TOPIX先物取引の場合、1ポイント上下する毎に、最低取引単位1枚で、1万円の損益が出ることになります。

10ポイント動けば・・・(TOPIX先物取引) 10万円   (miniTOPIXの場合) 1万円

50ポイント動けば・・・(TOPIX先物取引) 50万円   (miniTOPIXの場合) 5万円

<例>TOPIX先物取引を1360ポイントで一枚買い、その後1400ポイントの時に決済売りをした場合


TOPIX先物取引の場合
1400ポイント−1360ポイント×一枚×10,000倍=400,000円の利益

miniTOPIXの場合
1400ポイント−1360ポイント×一枚×1,000倍=40,000円の利益

となります。
(※miniTOPIX先物取引は、平成20年6月16日東証にて上場予定です)
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(2) 始める前に知っておくべき知識

<必要証拠金>
先物取引は、将来の約束をする取引なので、取引を始めるためには「必要証拠金(ひつようしょうこきん)」という各証券会社が定めたお金を差入れなければなりません。
証券会社は、売買契約の履行を最後まで行う義務があり、損失が出た場合には、投資家に代わって一時的に損金分を支払わなければならず、ある一定基準の証拠金を受け入れるようになっています。証拠金は、契約時に証券会社に差入れる担保のようなものといえるでしょう。

必要証拠金は、各証券会社によって違います。証拠金の所要額は、先物・オプション取引の建玉について、SPAN(R)で計算した額から、ネット・オプション価値の総額を差し引いて得た額以上となります。

TOPIX=(本日の東証市場第一部の時価総額÷基準じか総額)×100

<レバレッジ効果>
レバレッジとは「てこ」のこと。証拠金の何倍の運用ができるかという比率を「レバレッジ比」といい、少ない資金で大きなリターンが期待できることを「レバレッジ効果」といいます。
資金を効果的に運用できるといえますは、その分当然リスクも大きくなりますので、余裕ある取引を行いましょう。

<売り・買いどちらからでもOK>
「買い」からでも「売り」からでも、どちらの方向でも制限なく始めることができますので、相場が下落局面でもチャンスがあります。


<値洗いと追証(おいしょう)>
投資家が、現状のポジション(約定した新規注文)を翌日に持ち越す場合、評価益や評価損をその日の終値で決済したものとみなし、必要証拠金に不足がないかどうかチェックします。これを「値洗い(ねあらい)」といいます。

値洗いによって残高が必要証拠金を下回った場合、投資家は、追加証拠金=追証(おいしょう)を翌日の正午までに差入れなければなりません。必要証拠金が不足したまま翌日の正午を過ぎると、反対売買による決済が強制的にされるルールです。

<限月取引(げんげつとりひき)>
TOPIX先物取引は、将来のあらかじめ定められた期日のTOPIX(東証株価指数)を予想して、現時点で売買を行う取引です。
そのため、TOPIX先物取引には、「限月」という取引できる期間が決まっています。
3月、6月、9月、12月の各月の第2金曜日の前日を最終取引日として区分され、それぞれ3月限、6月限、9月限、12月限と呼ばれています。
このように区分された取引を「限月取引(げんげつとりひき)」といい、常に5つの限月取引が平行して取引されています。
最長で1年3ヶ月までの先物が取引されているということになりますが、あまりにも先の限月を取引しようとしても、流動性の面で危険もあるため、最も近い限月で取引するのが一般的です。

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(3) 日経平均株価との関係

日経平均株価をTOPIXで割った値を「NT倍率」といいます。現在NT倍率は概ね10前後で推移しています。
両指数間の相対的な強さを示していて、日経平均株価の変動は、輸出関連やハイテクなどの値がさ株による影響が大きいのに対し、時価総額を基準とするTOPIXは、時価総額の大きい大手銀行をはじめ、内需関連株による影響が大きくなります。
NT倍率が大きく上昇したり、逆に下降したときは、物色対象が偏ってるということを表すことになります。

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